❓JJY-SIM R3 – FAQ(よくある質問)
FWバージョン:R3-1.0.4 (2026/4/27 Release)
■ 基本
Q. これは何をする装置ですか?
A.
WiFiで取得した時刻をもとに、JJYの時刻信号を生成して出力する装置です。
電波時計の時刻合わせに使用します。
Q. なぜ「R3」なのですか?
A.
試作と改良を繰り返していて、その流れで3世代目なのでR3になっています。
R2から内部構成やソフトウェアを見直していて、
今回のR3でひと通り落ち着いたかな、という位置づけです。
Q. レピーターとの違いは何ですか?
A.
レピーターは受信した電波を中継しますが、
本機は内部で時刻信号を生成します。
そのため、元の電波が受信できない環境でも使用可能です。
Q. JJYが受信できない場所でも使えますか?
A.
使用できます。
WiFi環境があれば動作します。
■ 使用環境
Q. 海外でも使えますか?
A.
使用可能です。
タイムゾーンおよびDST設定により、現地時間に合わせて動作します。
Q. どのくらいの距離まで届きますか?
A.
数メートル程度です。
時計は本体の近くに設置してください。
Q. 2台以上同時に使えますか?
A.
可能ですが、同一空間で複数台使用すると干渉する可能性があります。
必要に応じてバンド(40kHz / 60kHz)を分けてください。
■ 設定
Q. 設定はどこから行いますか?
A.
設定モードでは、JJY-SIM R3 が設定用のWiFiアクセスポイントとして動作します。
スマートフォンやPCからそのアクセスポイントに接続し、
ブラウザで設定画面(ポータル)を開いて設定します。
SSID、Password、バンド、タイムゾーン、DST、OLED輝度、ナイトモード、毎時モードなどを設定できます。
Q. 40kHz / 60kHz はどちらを選べばいいですか?
A.
通常は地域に合わせて設定してください。
- 東日本:40kHz
- 西日本:60kHz
デフォルトは 東日本(40kHz)に設定されています。
Q. あえて逆のバンドを使う意味はありますか?
A.
あります。
近隣にJJY電波が強く届いている場合など、
地域と逆のバンドを使用することで干渉を避けられることがあります。
Q. タイムゾーンは変更できますか?
A.
可能です。
任意のタイムゾーンを設定できます。
デフォルトは、日本(UTC+9:00)となります。
Q. DST(サマータイム)は何ですか?
A.
サマータイム実施地域で使用するための機能です。
有効にすると時刻が+1時間補正されます。
時計によっては、DTSの表示があります。
ただし、本装置が自動でサマータイムの実施を検出するわけではありません。
Q. NTPサーバーは変更できますか?
A.
任意のNTPサーバーに設定できます。
デフォルトでは ntp.nict.jp を使用しています。
海外で使用する場合や、特定のネットワーク環境では、
適切なNTPサーバーに変更してください。
■ 動作
Q. 常時出力しないことはできますか?
A.
可能です。
毎時モードを有効にすることで、毎正時前後のみ出力します。
Q. 毎時モードとは何ですか?
A.
毎時00分を中心として、指定した時間だけJJYを出力する機能です。
例として、Active range を 5分に設定した場合、
毎時 55分00秒 ~ 05分59秒 の間のみJJYを出力します。
それ以外の時間は出力を停止し、
停止中は画面上部に X が表示されます。
Q. 毎時モードでも、起動後に出力されるのはなぜですか?
A.
毎時モードに設定されていても、
初期同期および動作確認のため、起動後10分間は無条件で出力する仕様です。
Q. 時計が反応しないことがあります
A.
距離が離れている可能性があります。
本体の近くで試してください。
Q. 時刻が合いません
A.
WiFi接続状態とタイムゾーン設定を確認してください。
Q.一時的に出力を止めることができますか?
A.
可能です。
動作中に、[CONFIG]スイッチを約5秒間以上長押しすると、JJY出力を停止します。
再度長押しすることで再開します。
■ 表示
Q. OLEDの表示が暗い/明るい
A.
ポータルの設定から輝度を調整できます。
設定中はリアルタイムに輝度の確認が可能です。
Q. ナイトモードとは何ですか?
A.
夜間(22:00~7:00)は自動で輝度を下げる機能です。
Q. OLEDの焼き付きは大丈夫ですか?
A.
同じ表示を長時間続けると焼き付きが発生する可能性があります。
輝度を下げることで軽減できます。
■ 操作・ハードウェア
Q. PCB上のスイッチは何に使いますか?
A.
PCB上のスイッチは、RF出力回路の共振設定を切り替えるためのものです。
通常のバンド設定(40kHz / 60kHz)はWiFiポータルから行いますが、
このスイッチでRF回路を切り替えることにより出力の最適化が可能です。
出荷時の設定のままでも使用できます。
必要に応じて、設置環境や使用するバンドに合わせて調整してください。
Q. 付属の六角レンチは何に使いますか?
A.
ケースを開けるために使用します。
本機はケース内部にPCBがあり、
RF回路の共振設定を切り替えるスイッチは基板上に配置されています。
通常は開ける必要はありませんが、
必要に応じて付属の六角レンチでケースを開けて調整できます。
また、六角レンチはケースのリセット穴から差し込むことで、
内部スイッチの操作にも使用できます。
■ 技術・安全性
Q. 技適は大丈夫ですか?
A.
技適取得済みのWiFi無線モジュールを使用しています。
Q. 電波法的に問題ありませんか?
A.
微弱電波として動作する範囲で設計しています。
■ ソフトウェア・開発
Q. ファームウェアの更新はできますか?
A.
可能です。
詳細は、以下のアップデート手順を参照してください。
Q. ソースコードは公開されていますか?
A.
GitHubで公開しています。
MITライセンスで利用可能です。
以下を参照してください。
👉 https://github.com/shachi-lab/jjy_sim_rev3
Q. 自分で改造できますか?
A.
可能です。
GitHub で設計資料も公開していますので、自己責任の範囲でご利用ください。
■ 購入・その他
Q. 市販製品と同じですか?
A.
本製品は個人による開発・製作物です。
市販製品とは異なり、すべての環境での動作を保証するものではありません。
Q. サポートはありますか?
A.
基本的な情報は、マニュアル・FAQ・トラブルシューティングにまとめています。
以下から、サポートページを参照してください。
👉 サポートページ
関連リンク
- サポートページから関連情報を参照してください。
👉 サポートページ - GitHubでコードや回路図などを公開しています。
👉 GitHub: jjy_sim_rev3 - ブログで開発中の様子などを発信しています。
👉 しゃちらぼブログ


