JJY-SIM R3 ってなに?

📶JJY-SIM R3 ってなに?

WiFiで時刻同期する、電波時計用シミュレーター


この記事について

JJY-SIM R3 の紹介ページです。
電波時計が受信できない環境でも、手元で時刻合わせができるようにする装置です。

JJY Simulator Rev.3


電波時計、受信できてますか?

電波時計って、便利なんですよね。
勝手に時刻が合うし、放っておいても正確。

でも──

  • 部屋の奥だと受信しない
  • 鉄筋コンクリートだと厳しい
  • 夜中に窓際に置かないとダメ

このへん、ちょっと面倒だったりします。


だったら、作ってしまおう

最初は単純な発想でした。

「受信できないなら、近くで出せばいいんじゃないか?」

JJY-SIM は、そんなところから作っています。
WiFiでNTPと同期して、JJYの時刻信号を自分で生成する仕組みです。


JJY-SIM R3 の特徴

■ WiFiで時刻同期(NTP)

インターネット経由で正確な時刻を取得します。
JJYの受信状況に依存しません。

■ 40kHz / 60kHz 切り替え対応

東日本(40kHz)・西日本(60kHz)に対応。
WiFiからの設定により切り替え可能です。
基板上のスイッチ操作でアンテナ回路の最適化も可能です。

■ OLED表示

現在時刻や状態を表示します。
時刻同期後は、時計としても使える表示になっています。
表示輝度の設定もできます。

■ タイムゾーン対応

タイムゾーンを変更することで、
海外でも現地時間に合わせて使用できます。

■ DST対応

サマータイムに対応しています。(+1時間補正)
海外での利用も想定しています。

■ ナイトモード

夜間(22:00〜7:00)は自動でOLEDの輝度を下げます。
寝室でも気にならない明るさに。

■ 毎時モード

毎正時前後のみJJYを出力します。
常時出力しないことで、必要なときだけ動作させることができます。

■ ケース付

R2 は基板のみでしたが、R3 は3Dプリンタで作成したケースに入っています。
ケースを開けるための、六角レンチを同梱しています。


動作方式(レピーターとの違い)

本機は、JJY電波を受信して中継する「レピーター」ではありません。

WiFi経由で取得した時刻(NTP)をもとに、
JJYの時刻信号を内部で生成して出力します。

そのため、

  • JJY電波が受信できない環境でも使用可能
  • 地下室や屋内でも安定して動作

といった特徴があります。


こんな使い方に

  • 屋内で電波時計を使いたい
  • 地下室やオフィスで時刻合わせしたい
  • 海外で日本の電波時計を使いたい

設計・公開情報

本機の設計資料およびソフトウェアは、GitHubにて公開しています。

  • ファームウェア
  • 回路・設計情報
  • 各種ドキュメント

ライセンスは MIT License です。

詳細は以下を参照してください。

👉 https://github.com/shachi-lab/jjy_sim_rev3


⚠️注意事項

  • 本機は微弱電波で動作するため、通信距離は数メートル程度です。
  • 環境や電波時計の機種によっては受信できない場合があります。
  • WiFi環境が必要です。
  • OLEDは長時間同一表示を続けると焼き付きが発生する場合があります。
  • 本製品は個人による開発・製作物です。
    市販製品とは異なり、すべての環境での動作を保証するものではありません

まとめ

正直なところ、
「電波時計って、そんなに苦労して使うものだっけ?」
と思ったのがきっかけでした。

だったら、もっとシンプルに。

手元で、確実に合わせる。

そういう道具として作っています。

🎀「結局、“自分で出す”のが一番確実ってことだね」


開発ストーリー

JJY-SIM R3 の開発の流れや経緯については、こちらにまとめています。

👉 JJY-SIM R3 のちょっとした開発ストーリー


購入について

不定期にヤフオクに出品しています。

出品したときは、Xに告知します。


関連リンク

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